yamamizuh’s diary

沖縄県の北部・東村にある自然と民俗の博物館です

第2回中村自然学校 照葉の森新緑まつり

  東村にとって3月はつつじの季節・・・、そしてやんばるの森は新緑の季節でもあります。楽しみにしていた、中村自然学校で新緑ツアーに行ってきました。第1回目を上回る32名の参加者、博物館でオリエンテーションを行い、早速マイクロバスとハイエースの2台に乗り込んで出発しました。
  バスには村外の方が中心に乗り込み、講師である中村保氏の案内付きです。博物館から北上し高江方面へ向かいます。中村氏の細かく話題豊富な案内に参加者は聞き入っていました。私も改めて保さんの東村についての知識の豊富さに関心させられました。
  高江集落を過ぎジャングル戦闘訓練所(JWTC)=北部訓練場入り口を通過してしばらく行くと、最初の見学ポイントに着きました。道路から5、60mくらい登った場所からは、左手に国頭山地の連なる見事な山並みが目に飛び込んできました。濃い緑の中に若緑があちらこちらに鮮やかに浮かんで見えました。玉辻山から伊湯岳そして与那覇岳に続く連山はやんばるの森の豊かさを感じさせます。                    
  次はさらに北上し、高江橋を過ぎ同じく道路右側の森の中を500m程歩きながら目的地へ向かいます。木々に覆われたトンネルを歩くマイナスイオンが豊富でとても気分が爽快になります。途中で保さんの自然に対する思いをたっぷり聞かせていただきました。とにかくやんばるの自然に対する愛着や人間と自然との関わりに関しての視点が自分たちとは格段に違うなーと改めて感じました。

                    
  参加者した皆さんは、やんばるの森の壮大さ新緑の美しさにあらためて感動した様子で、双眼鏡をのぞいたり、カメラで思い思いの景色を撮影していました。

 
  中南部から参加した女性の方は、「車で通りすがりながら見た今までの新緑とはまるで違った新緑に出会えた」との感想を述べていました。特に最後に行った安波ダム近くの3番目のポイントは圧巻でした。眼下に広がる新緑の中に飛び込みたくなるような気持ちにさせてくれくらい絶景でした。保さんの秘密のポイントに参加者は口々に感嘆の声をあげていました。あっと言う間に時間がすぎて、最高に楽しいツアーになりました。保さん、参加者の皆さん、そして運転手の福永補佐、比嘉さんお疲れ様でした。来年はもっと素晴らしい新緑に出会えることを期待します。  鶴