まずは、最近博物館周辺でよく見かけるヤスデの紹介です。
外来種 ヤンバルトサカヤスデ Chamberlinius hualinensis
自然分布は台湾、土壌や植物の運搬に紛れて侵入したと考えられています。
繁殖期が10~11月で、最近は集団で固まっている場面を見かけます。
沖縄ではヤンバルムシと呼ばれ、刺激すると悪臭を発します。
写真撮影のため捕獲しましたが手が臭くなりましたΣ(゚д゚lll)。
次はムカデの紹介です。
(多分)タイワンオオムカデ Scolopendra morsitans
体長は200~250mm程度で、写真のように黒いバンドが入るのが特徴です。
飼育生物として人気があるらしいです。
脚が多い生き物を発見したら、ムカデなのかヤスデなのか見分けながら観察してみると面白いかもしれません。
ちなみに、ムカデとヤスデの見分け方は、一つの体節から1対の足が生えているものがムカデ、一つの体節から2対以上の足が生えているものがヤスデになります。
※ムカデは毒を持つため触らないように注意してください。
山里