今日は館はお休みです。しかし、午後からヤンバルクイナロードキル発生防止の会議が名護市の北部合同庁舎でありました。環境省の自然保護事務所が音頭をとって行っているこの会議は、昨年の６月にヤンバルクイナの交通事故多発を受けて立ち上げた連絡会議で県自然保護課や国頭村、東村、大宜味村、警察、道路管理者、県獣医師会など関係２２機関で構成されています。
ヤンバルクイナの繁殖期（４〜６月）を迎えるにあたり、昨年のような悲惨な事故の発生を少しでも減らす目的で話し合いを持ちました。関係機関でこれまで実施したことやこれからの取り組みを再確認しました。看板やポスター、広報などによる啓発啓蒙活動をはじめ見通しの悪い道路の除草、国頭村安田区におけるヤンバルクイナ等の救急救命センターの設置など様々です。しかしそれも、県民やヤンバルを訪れる観光客などの協力無しにはどうすることもできません。皆さんのご協力を心からお願いします。 鶴
