yamamizuh’s diary

沖縄県の北部・東村にある自然と民俗の博物館です

ハル石調査その2

今回は今帰仁村歴史文化センターの仲原館長と、ハル石がある事を教えてくださった吉本さん、そして鶴見さんと肥後で現場に行きました。
この日の前日、仲原館長と名護市の文化財係の方に突然質問メール&お電話をしまして、この石に書かれている文字や資料を教えていただきました。
そこで分かったことが『ヲ之印 よろんはま原』と書かれたハル石だということ。これは1980年代に沖縄県地域史協議会で調査されていたそうで資料があるようです。

写真の指さしている畑のコーナーに現在は石が置かれているのですが、(場所:東村川田区と宮城区の間。昔からユンヌ原{よろん原}と呼ばれていた所)吉本さんのお話によると現在の場所に来るまでに2回ほど場所を変更している様です。
持ち主の方が畑を耕していると何回も出てきたので線香まで立てていたよ〜とのお話もありました。確かに同じ石がしょっちゅう出てくるとちょっと怖くなりますよね(^^;)

このユンヌ(よろん)原という名称について。仲原館長のお話では、「この周辺で何か与論と関係する大きな出来事があったのでは」ということでした。
このハル石をきっかけにこの場所で起こっていた戦前のお話や前の地形などのお話もたくさん吉本さんから聞けました。
また、詳しくまとめていきたいと思います。

この日はお忙しい中、快くハル石の質問に答えてくださった仲原館長、名護市文化財係の亀川さんありがとうございました!(*^_^*)