yamamizuh’s diary

沖縄県の北部・東村にある自然と民俗の博物館です

ナンゴクネジバナ

山原の野山に新緑が萌ゆる季節となりました。と同時に色々な草花が色鮮やかに咲き誇る時季でもあります。気温が上がり一雨ごとに雑草の成長の勢いも増し、博物館周辺の草刈り・芝刈りも気になり始めます。

そんな中、駐車場の芝生の中にナンゴクネジバナのかわいいお花が咲いているのを見つけました。これじゃー・・・芝刈りできなくなりますね(笑)

ネジバナ(捩花、学名:Spiranthes sinensis var. amoena)は、ラン科ネジバナ属の小型の多年草。別名がモジズリ(綟摺)

特徴
湿っていて日当たりの良い、背の低い草地に良く生育する。花色は通常桃色で、小さな花を多数細長い花茎に密着させるようにつけるが、その花が花茎の周りに螺旋状に並んで咲く「ねじれた花序」が和名の由来である。右巻きと左巻きの両方があり、中には花序がねじれない個体や、途中でねじれ方が変わる個体もある。

写真はナンゴクネジバナ(南国捩花、学名:Spiranthes sinensis var. sinensis)
奄美大島以南の南西諸島と中国南部・海南島・台湾に分布する。花序に毛が無い点でネジバナと異なる。