博物館近くの山中や福地川沿いの斜面など、ところどころで熟した実を付けたフトモモの木がみられるようになりました。フトモモの和名は沖縄方言のフート―(中国名の蒲桃=プータオ)に由来するものだそうで、地元でもそう呼ばれています。
かつては商品果実として栽培もされていたようですが、現在ではほとんどが野生化し、自然の谷間や川沿いなどでみられることが多いようです。
そのまま食すこともできますが、味は淡白で果汁は少なめです。バラの花に似た香りがあることから英名ではローズアップル、中国では香果とも呼ばれているようです。
散策中に見つけたら味見をして香りを確かめてみてはいかがでしょうか。
ちなみに4月ごろに開花したフトモモの花の写真がこちらです。
たっち~