yamamizuh’s diary

沖縄県の北部・東村にある自然と民俗の博物館です

保護サシバを動物診療所へ

診療後のサシバ君

先日午後、車に衝突して息絶え絶えのサシバが館にもちこまれました。口から血を吐いて立てない状態なので「これは保たないかもしれないな・・・」と思いながらも、鳥かごに入れて水を与え一日様子をみました。今日の出勤時は「生きていてくれよ」と思いつつも頭の中はサシバの死んでいる姿がちらちら脳裏をよぎりました。そっと、鳥かごをのぞいて見るとどうにか生きているではありませんか。出血も止まっているようで、昨日よりも若干元気が出ている感じです。これなら助かる見込みがありそうと急いで名護のヤンバル動物診療所へ搬送しました。
   診療所では、早速診察をしてもらい、結果「肉付きが悪く体重が軽く弱っている状態で、元気が無くそれで車にもぶつかってきたんじゃないかなー」との先生のコメント。診療中に下痢気味のウンチもしていました。とにかくしばらく様子を見てももらうことにしました。来たついでに、以前にケガで持ちこんだズアカアオバトについて聞いてみましたが、元気に飛べるようになって診療所の方で、羽地ダム付近に放鳥したとのこと。ほっとしました。よかった、よかった。サシバも元気になるよう祈っています。(左上は持ちこまれたじきのサシバ)    鶴