yamamizuh’s diary

沖縄県の北部・東村にある自然と民俗の博物館です

野生のヒメハブ発見

こんにちは、学芸員の金城です。
皆さん、「コンロンカ」という植物はご存じですか??




▲こんな植物です


★コンロンカ(別名:ムッサエンダ/コンロンカ属)
 ・白い花に見えるのは「がく片」
 ・花は小さく目立たない(写真だと黄色の星型)
 ・栽培には高温が必要な種類が多い
 ・沖縄以外で地植えは困難(耐寒性が低い)
 ・花言葉は「神話」、1月19日の誕生日花らしい
 ・漢字で書くと、「崑崙花」。
  由来は「白色の萼片を雪に見立て、中国の崑崙山という山の名前」



▲愛らしい小さな花です



花は黄色の星型のものです。
白いものはがく片なので、お花じゃないですよ〜。

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先日、林道で野生のヒメハブを見かけました。



▲博物館で飼育している個体より色黒



▲スレンダーで厳しい顔の子でした



ヒメハブは落ち葉と色が似ているので、
よく地面を見ないと踏んじゃいます。


この個体も私と距離が1mも離れていませんでした。


ちなみにヒメハブも有毒のヘビ。
咬まれても死ぬことはない、と聞いていますが
やっぱり腫れて激痛が続くようなので
咬まれないことにこしたことはありませんね!


5〜6月はハブ咬傷が増える時期ですので、
皆様もハブが居そうな場所へは近づかないようにしましょう♪