yamamizuh’s diary

沖縄県の北部・東村にある自然と民俗の博物館です

ゴールデンウィークの博物館

せっかくのゴールデンウィークなのに、
後半は豪雨と霧ですごい事になっている博物館です。

こんにちは、学芸員の金城です。

そろそろ沖縄の暑さを感じられる季節になってきたので、
生き物たちの様子を見に行きたいのにー!不満!


仕方ないので、博物館の周りを少し探索してみました。



広場にヒラヒラと動く物体が。


▲チョウチョのようです



▲イシガケチョウです


★イシガケチョウ
 ・アジアに広く分布
 ・幼虫は頭に1対、背中に2対の突起がある
 ・チョウになると花の蜜、動物の死体や糞にも好んで集まる
 ・オスは吸水する
 ・驚くと羽を開いたまま張り付いたように静止する
(沖縄昆虫野外観察図鑑 第1巻/東清二編著・1996年発行より)



3、4匹集まってヒラヒラしていたので、
まさか恋の季節!?と思ったら、オスが吸水していただけでした。
メスはお水を飲まないのかしら?



コンスケ(イノシシ7才)にエサをあげようと、
ふと頭上をみあげると‥



▲ツバメの巣?最近できたのかな?


周りを見渡すと、親鳥が巣の近くを飛んでいます。



▲フワフワの羽が愛らしいです(^-^)


リュウキュウツバメ
 ・背は黒褐色、腹は灰白色、顔とのどは橙赤色
 ・沖縄の留鳥
 ・旅鳥のツバメは尾が長く、胸に黒状斑がある
(沖縄の生きものたち/沖縄生物教育研究会編・2004年発行)



ちょっと探しただけで、先月と全然違う風景が見えます。
ヤンバルの森は日々表情を変え、
私たちの好奇心をくすぐり楽しませてくれます。



フラペチーノを飲みながら、女子会も楽しい!
居酒屋でビール片手に友達と語り合うのも満足!
DSやスマホでゲームするのも充実!



そして同じくらい自然の中ですごす時間も楽しいですよ〜!



毎日が退屈に感じたら、ぜひ東村立山と水の生活博物館へ♪