普段からたくさんの生き物たちに囲まれた当館ですが、本日も出会いが多かった~
まず、朝の清掃をしているとまたまたこの子。
ケブカコフキコガネ(学名 Tricholotha papagena Nomura)のオスですね。この前の子より元気いっぱいです!
寒い中植物調査をしていると近くに寄ってきてくれた、リュウキュウキビタキ(学名Ficedula narcissina owstoni)のメス。
最初、ウグイスかと思っていたのですが、翼の白い斑があることと目の上が黄色みがかっています。オスは黒と黄色でとてもカラフルな感じなのに対してメスは控えめな色なんですね。オスも見てみたいのですが、リュウキュウキビタキは生息数が少ないそうなので会えるかな~。
寒くて膨れている感じがまた、かわいい~
続きまして~リュウキュウメジロ(学名 Zosterops japonicus loochooensis)。
メジロは亜種が多い鳥です。やんばるには、メジロとリュウキュウメジロがいるようで、見分け方として胸の色が白(もしくは灰色)とはっきり分かれているのがリュウキュウメジロ。胸から腹にかけて黄色味を帯びて混ざったような色がメジロのようです。
枝につかまって採餌しているイメージが強いですが、今日は地上でアカギの実を食べていました。寒くても活動的な生き物たちを見ていると元気が出ますね!
参考文献『改訂版 沖縄の野鳥』新星出版
『写真で見る野鳥図鑑 沖縄県の野鳥』沖縄野鳥研究会編
『沖縄昆虫野外観察図鑑 第6巻』 東清二 編著
尚子