yamamizuh’s diary

沖縄県の北部・東村にある自然と民俗の博物館です

いつでも心は子ども


▲夏もそろそろ終盤です(ノコギリクワガタの死骸)


こんにちは、学芸員の金城です。


連続の台風で公園の木がボキボキ折れていたので
剪定をすることにしました。


モモタマナの木が金城でも登れそうだったので
数年ぶりに木登りしてみることに(笑)



▲脚を枝にかけて〜




▲どっこいしょーーー!!!!やっぱり体が重ーい!笑




▲子どもたちがよく利用する場所の安全は確保しないと〜


皆さん、木登りは全身運動のようです。
ぜひ運動不足の方は安全面に配慮しながら
登ってみてください。

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モモタマナといえば、もう一つ。
モモタマナの種子が食べられることをご存じでしょうか。




▲これ全部同じモモタマナの種子です


右にいくほど熟しているのですが、
食べ頃はこちら。



▲かっさかさになるとGOOD




▲真ん中を目指して実を割っていきます



写真はハサミを使用していますが、
げんのう(トンカチ)or石で割った方が早いです。
割りながら「縄文人もこんな感じだったのかな〜」と思いました。




▲ほ〜ら、アーモンド!


外側は茶色の皮でおおわれていて、
中は乳白色のアーモンドを小さくしたような
細長い「仁」と呼ばれる部分が出てきます。


アーモンドよりは淡泊な味ですが、
個人的にはアーモンドより好き。


モモタマナの実を割り、
ムラサキカタバミを拾い食いし、
サルビアの密を吸い、
ヤマモモやミズモモ、キイチゴ、クワの実を摘んでいた小学生時代。
食べられる実や花ってワクワクしました。


ぜひ皆さんも童心に帰ってみてはいかがでしょうか。
(食べるならぜひちゃんと調べてチャレンジしてください。)